最近ソウルシリーズの考察界隈がなにかとにぎやかなので、個人的に考察とはこんなものだよ~と思ったことを書きます。
真実は誰にも分からない
ソウルシリーズはご存じの通り断片的にしかストーリーや世界観を描かないので、一見すると意味不明な物語のゲームです。
真実は開発者の頭の中にしかありませんし、そもそも適当にそれっぽく作った可能性もあるので真実なんてものがあるのかすら不明なわけですね。
ちまたに転がっている考察というのは物的証拠を集めて一つの真実を導き出したものではなく、状況証拠を集めて一つの解釈を導き出したものにすぎません。
なので考察が合っているのか間違っているのか自体はどうでもいいというのが私の考えです。まあただの造語をラテン語であると言い張って翻訳したみたいな証拠を捏造するのはダメだと思いますが。
プレイヤーによって解釈が分かれるのが面白い
てなわけでプレイヤーそれぞれが考察を経て色々な解釈が生まれるわけです。
あたかもそれが唯一の真実であるとか言い出したら問題ですが、あくまで一考察であることは問題ないと思いますね。
参考までに私が考察した無名の王=オーンスタイン説を下記に置いておきますが、これが真実であるとは私自身も思いませんし、何なら私の希望や妄想も大量に含まれております。
ただこういう解釈が捗るのは抽象的に物語が描かれているからこそできることで、それが楽しいと思うんですよね。
例えば太陽の長子がベラベラ喋ってどうみてもオーンスタインじゃないと判別できる場合、私の考察(というか妄想)は破綻し、事実を曲解しているだけになってしまいます。
考察というのはいろんな解釈ができるのが面白いのであって、それが真実かどうかについては気にしない方がいいんじゃないかと思います。
無名の王=オーンスタイン説
とりあえず無名の王とオーンスタインに何かしらの関わりがあるのはゲーム内の要素で分かります。
オーンスタインの装備がボスエリアの近くに置いてあったり、似たような技を無名の王が使ったりという感じで、あくまで状況証拠レベルですが関係ありそうですね。
で、オーンスタイン本人が名前を捨てて無名になっているというのは分からんでもない話かなと。
そうなると2つの大きな疑問が出てきます。1つは何で名前を捨てたのか。もう1つは竜狩りのオーンスタインと呼ばれるお方が何で竜の首に乗って仲良さそうなのか。
いきなり所変わってロスリックでは竜と敵対していた時代と仲良しな時代がありまして、ダークソウル3で訪れた時点ではロスリック騎士と竜は特に敵対しているような感じではなかったので、多分仲良しな時代なんでしょう。
で、こんな竜と人が和解しているような時代に竜狩りなんて名乗ってたらやべぇだろと。居場所ないしこれからは竜と仲良くする時代なんやという感じになったんじゃないかなと。
そしてプレイヤーと実際に戦うことになりまして、第一形態が終わるとオーンスタインが竜を殴ってパワーアップします。
これは生き残った方が片方に止めを刺してパワーアップするというオンスモ戦のオマージュなんだと思いますが、実は無名の王となったオーンスタインが最後にもう一度だけ竜狩りとして戦いを挑むという意思表示なんじゃないかなと。
・・・うーむ書いてみたけど穴だらけですな。そもそもオーンスタインとロスリックに何の関係があるのか不明だし、何で1の時点で倒したのに生きてるのって話だし、そもそもどこの馬の骨とも知れぬ不死がオーンスタインに弟子入りして無名の王になったとかもありそうですし。
ただこういう説も絶対にありえないとは言えないのが考察ですし、ある意味自分の好みで解釈して楽しめるのがいいんじゃないかと思うんですよね。