ゲームの中にいる

ゲームについて思ったことを語っていきます。最近は積みゲー消化をメインに。

【HALO1】不親切であることの良さ

PS4積みゲーのことばかり書いているが、他のハードにもいくつかというレベルではない数の積みゲーがある。

 

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HALOというとXboxのゲームってイメージが強いが、少し前にsteamで配信された。スピンオフであるHALO:Reach(クリア済)が単独で先行配信され、HALO1~4(4はまだ開発中でそのうち配信予定)はセットになっている。

ゲーム自体はよくあるFPS。シングルプレイのキャンペーンモードがあってチャカぶっ放しながら敵を倒していく。

主人公はスパルタンという強化人間にパワースーツを身に着けた兵士で、なおかつその中での生き残り。マスターチーフといえばアメリカではマリオやリンクぐらい有名人なんだとか。

 

このゲームが人気な理由の一つに微妙な不親切さがあると思う。

他のゲームでは万能兵器である初期装備のアサルトライフルがこのゲームだと弱い。精度悪いわ威力低いわで総弾数600発持てるのに頻繁に弾切れを起こす。

こんなものを標準装備してるから海兵隊は負けるんだとネタにされており、何ならサブで持っているズーム可能でヘッドショット判定あり、高精度なハンドガンの方が強い。

なので大体は敵であるコヴナントの武器を拾うことになるが、これが癖があって非常に扱いづらい。武器は2つしか持てないので常に取捨選択しなければならず、遠距離戦闘がメインのマップでスナイパーライフルを置き去りにすると悲惨なことになったりする。

またゲーム中にやることを無線で味方が教えてくれるが、肝心の場所を教えてくれないのでマップを探索する必要がある。というか敵の重要拠点を発見するなど探索自体が目的になってたりするわけだが。

ゲーム中で親切すぎる案内をあえてしないことにより、キャンペーンモードのFPSでよくある「演出は凄いんだけどやらされている感」が薄く、ゲームを攻略している感じがするのがいい。

というか後発作品が時代に合わせて親切になっていったというのが正しいか。

 

もちろん難点もあり、敵のグレネードや近接攻撃、車両に惹かれると即死なのはちょっと理不尽だなと思う。死んでチェックポイントからの復活がめちゃくちゃ速いのは有り難いものの、理不尽な即死のストレス自体は軽減できないのが何とも。

とはいえ名作なのは間違いないので、シングルプレイのFPSが好きならオススメしたい。やるならまずスピンオフかつストーリーが面白いHALO:Reachをネタバレなしで楽しむのがいいだろう。