社会人の方には理解していただけると思うが、ゲームをクリアするのは意外と大変である。
仕事や他の趣味で忙しかったり、途中で飽きてしまったり、プレイ中に他の気になるゲームが発売されたりと理由は色々あるが、とにかく学生時代と比べてゲームをクリアできる本数が減るのは仕方ない。
とはいえそんな状況でもクリアまで遊んでしまうゲームはあるもので、個人的なクリアまで行きやすいゲームの特徴をつらつら書いておく。
快適
最近クリアしたゲームなら「デモンゲイズ2」がこれに当たる。本作は一度踏破したマップの座標を指定するとそこまで高速移動することができ、非常に快適だ。
しかも回転床や強制移動するといったギミックがあっても、一度突破していれば自動で回避してくれるので下手に自分で移動するより使った方がいいレベル。
また装備をトレハンするのが楽しいDRPGなわけだが、サークルと呼ばれるダンジョン内の特定の場所にジェムと呼ばれるアイテムを捧げることで、特定のアイテムを狙ってトレハンができる。
例えば剣のジェムをサークルに捧げて出てきた敵を倒すと必ず敵は剣をドロップする。
こういった快適さは非常に重要でプレイしていてストレスが少ないし、何より短い時間でも遊べるので社会人に優しい。
上達を求められる
今絶賛プレイ中のモンスターハンター:アイスボーンがまさにこれ。装備の強化やアイテムの使用で補うことはできるが、基本的にモンスターの動きを把握して反撃できるように上達することが求められる。
ボタン連打でどうにでもなるゲームは一見すると楽なのでクリアまで行きつきやすそうに感じるが、実際は途中で飽きて放置してしまう。
そもそもゲーム自体が面白くなければ途中で止めるよねって話だ。
また上達しなくても良さそうなRPGにしても敵の弱点とか行動パターンを覚えたり、複雑なシステム(ゼノブレイド2の戦闘とか)を理解したり、良さげな稼ぎスポットを見つけたりと知識的な意味での上達が感じられると楽しい。
ストーリー性が薄い
ストーリーが面白くなければ続きが気にならなくなって飽きるのでは? と思った方もいるだろう。
私も実際ストーリーの続きが気になって一気にクリアしたゲームもあるし、苦手だけど結末を見届けたいと思って頑張ったゲームもある。
そうして感動のエンディングを見て「プレイして良かったな」と思うのも悪くない。
悪くないんだが逆に言うと「もうこの物語も終わってしまうのか・・・」という寂しさから進行が止まってしまったり、過酷な展開が続いて見ていて辛いといったこともあり、実はストーリーなぞあってないようなものってゲームの方が気楽にプレイできたりする。
なので私はストーリー部分が酷くてもゲームとして面白いゲームは普通に楽しめるプレイヤーだろう。
だが大体ストーリーがつまらないゲームはゲームプレイ自体もつまらないことが多いが・・・。
こんな感じだろう。
注意しておきたいのはここに書いてある傾向から外れたゲームがつまらないというわけではないことだ。
無双シリーズのように簡単な操作で多数の敵を薙ぎ払う爽快感を目的にしたゲームはボタン連打でのごり押しが楽しいわけだし、ウィザードリィライクなゲームのように不便なものの帰り道のことを考えてリソース管理をすることもゲームの一部となっていることだってある。