ゲームの中にいる

ゲームについて思ったことを語っていきます。最近は積みゲー消化をメインに。

【バイオハザード7】本編クリアしたので感想

四足歩行かびるんるんに震えろ。

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良い点.怖い 悪い点.怖い

プレイ中は常に高血圧。ゲームの展開より自分の心臓の方が気になって仕方がなかった。心臓の鼓動が早くなるのは恋だけにして欲しい。

普通(に見える)の人間が突如奇行に走る怖さ、爆音効果音で心臓直撃してくる怖さ、角から、ダクトから、上から、化け物がこんにちは~してくる怖さと色々なパターンで攻めてきます。

なので怖いゲームが苦手な人にはまるでオススメできないゲーム。でも面白いので怖いの苦手な人にも遊んで欲しい。どっちや。

 

何でFPSにしたの?

バイオハザードといえば操作キャラクターの後ろにカメラがあるTPS視点だったはずが、7になって急にFPSになった。

これはホラー要素を画面全域に広げるのを狙っているのだと思われる。今までのTPS視点であればキャラクターが酷い目に合っているのを生暖かい目で見ていれば良かったが、FPS視点となるとそうはいかない。

異形の生物とプレイヤーの間には画面しかなく、一人称視点特有の没入感を合わさってとても怖い仕上がりに。

また7からFPSを遊ぶのが初めてという方もいると思うので、そうなると思うように敵を狙ったり視野が狭くて状況が分かりづらかったりしてより怖くなるはず。

「とにかく怖くして一人でも多くちびらせるぞ~」

という開発者の考えが透けて見えるよう。どうやら最後までちびらなかった私の勝ちだな。夜中トイレに行きづらくなったという意味では効果抜群だけど。

 

薬液(強)くださいますようお願い申し上げます

これもシリーズ恒例だが、複数のアイテムを合成して弾薬や回復薬を生成することができる。

例えばハーブはそのまま使うと少しだけ体力を回復するだけだが、薬液と合成すると回復薬になり、回復量がアップする。

この薬液があらゆるアイテムの素材として使えるため、どれを合成するか結構悩む。

固形燃料とかハーブとかサプリメントとか片方の素材はあるのに、薬液がないせいで合成できないということがよくあった。

もしかしたらしっかり探索したり後の敵配置を知っていると要領よくできたかもしれない。

 

個性豊かなモールデッド

今回のゾンビポジションもとい異形の生物モールデッドは最初こそ怖かったものの、頭を撃って破壊すれば二度と復活しなくなることを知ったり、後半になって装備が充実してくると弾切れの心配もなく倒せるようになった。

あと個体によっては知能指数が少ないらしく、ドアを開けることができないので閉めると何もできなくなって

 

イーサン(;''∀'')「ドア」(´・ω・`モールデッド)アケテヨー

 

こんな感じになる。かわいい。

 

ただし上の画像の四足歩行の奴だけは除く。こいつは動きが早くアグレッシブで小顔という完璧な生物兵器。四足歩行というポーズのせいで狭い通路を封鎖するし、足に引っ掛かりやすいのでスルーしたいNo.1なのにスルーが困難。

シリーズのゾンビ犬並みにうっとおしいので、倒す方がいいと思う。

 

後半はいつものバイオハザード

怖さを売りにしているリベレーションズ1もそうだったが、怖いのは序盤で後半になると強力な装備が充実するし、もうこれはモンスターとしか言いようがない敵がどんどん出てくるようになるので、正直怖くなくなってくる。

バイオハザード7は今までプレイした中で一番怖かったが、ラスボス戦はもうただのFPSになっていた。

まあ常に怖くて武器はナイフのみとかだとつまらないので、個人的にはこれぐらいが丁度いいんじゃないかなと思う。

 

ちなみにこのゲームもボリューム不足と言われている。確かに私もクリアした時点では7時間半だったので、短いのは事実だ。

ただRE3と同じように、無駄に引き延ばされるよりかは短くまとまっていていいんじゃないかと思う。

物足りないならDLCや周回プレイすれば長いこと遊べるだろうし、RTAはクリアタイムが短い方が完走しやすい。モンハンぐらいしかやったことないけど。