ゲームの中にいる

ゲームについて思ったことを語っていきます。最近は積みゲー消化をメインに。

何が面白いのか説明に困るゲーム【EURO TRUCK SIMULATOR2】

ETS2は名前の通りヨーロッパを舞台に荷物を積んだトラックを運転し、目的地まで運送するゲームです。

 

 

以上!

 

 

・・・いや本当にそれだけのゲームなのです。

ストーリーもない、クリア目標もない、独立起業してもいいけど別にやらなくてもいい、トラックを運転すること自体が目標のゲームです。

なので面白いかと言われるとよく分からない、でも時折やりたくなるのが不思議ですね。

ちなみにシミュレータとしてはよく出来ていて、時間の経過や天候の変化、通行止めや渋滞によりルートを変えたり、信号無視などをすると即罰金など、車両を運転する際に関わってくる要素は一通り揃っています。

当然ながら定期的な給油や仮眠が必要になるわけですが、オプションでオフにできるのも素晴らしい。個人的に給油は良いとして仮眠の要素が邪魔だったのでオフにして遊んでいます。人じゃなくてロボットが乗っている気がしてならない。

 

シミュレータゲームは多種多様で、最近では汚れた車を高圧洗浄で洗うだけのシミュレータや、芝刈り機で草を刈るだけのシミュレータなど、どこに需要があるのかさっぱり分からないゲームが話題になっていました。

ETS2を遊んでいて思うのですが、シミュレータは何が面白いとかではなく、あることを仮想空間上で遊ぶことそのものが目的だと感じます。

世界を救ったり全国のプレイヤーと戦いたいわけではない、何も考えず景色を眺めながらトラックを運転したい、それだけなのです。

そこに楽しさも、優劣も、競争も、何もありません。空虚なはずのゲームですが、遊んでいると何故か満たされます。私の感性が変わっているだけなのかもしれませんが・・・。

 

ちなみにリアルなトラックを運転したいとは思いません。軽自動車みたいなコンパクトな車の方が小回りが効くので好きです。戦闘機は好きだけど高所恐怖症なのでリアルでは乗りたくない、銃は好きだけど撃ちたくないのと一緒ですね~。