ゲームの中にいる

ゲームについて思ったことを語っていきます。最近は積みゲー消化をメインに。

ゲームを「頑張って遊ぶ」時代になったって話

意識高い系の人に言わせれば、ゲームというのはドーパミンを過剰に分泌するのでうんぬんかんぬん・・・って話みたいです。

ただゲーマーとしてはドーパミンの化身たるゲームを遊ぶというのすら難しい時代になっているのではないかと思います。

 

 

SNS、ショート動画、生配信

 

そもそもゲーム以外に誘惑が多いのが今の世界です。ゲームは好きだけど遊ぶ気力がなくてYoutubeをダラダラ見ていたら寝る時間になっていた・・・というのは私だけではないはず。

特にSNS、ショート動画、生配信の破壊力は凄まじいです。SNSはゲーマーと繋がれるという良い側面もありますが、芸能人のゴシップやらいたずらに不安を煽るニュースが飛び込んできたりと悪い側面もあります。

ショート動画は人生の楽しみがお酒しかないんじゃないかと心配になる我が親父殿ですらハマるほどの中毒性があり、夜な夜なtiktokでバズっている動画が爆音で再生されています。イヤホンしてくれ。

生配信は忙しい人向けに面白いところだけを編集した切り抜き動画がお手軽ですし、そもそもどこを見ても面白いという怪物が闊歩する魔境です。ハクスラ界のディアブロ並みの中毒性と時間を溶かすパワーがあります。

これらが一部の有料プランを除いて全てタダで見れてしまう時代に我々は生きています。そんな中で一万円近く払ってゲームソフトを買って遊ぶのかいって言われると、う~んと唸ることしかできないです。

 

難しいゲーム

 

フロムのソウルシリーズを筆頭に、難しめのゲームが「死にゲー」というジャンルを確立しました。ボタン連打とかレベル上げをすればクリアできるゲームはもう飽きたという方も少なくないかもしれません。

こういったゲームがたくさん発売されて活気あふれるのはいいことだと思いますが、難易度の高いゲームが苦手という人には手を付けづらいのもまた現実です。だからといって易しくしたら死にゲーの面白さを削いでしまいます。

ソウルシリーズは難しいこと以外にも荒廃した世界観や難解な物語、癖が強すぎる登場人物などの演出面も魅力的なゲームです。これらの要素をゲームが難しいからという理由で楽しめないのはちょっと勿体ないなと思います。

いかにゲームが面白くても、それを楽しめるかどうかは人によります。

 

老い

 

歳を重ねると若い頃のように長時間遊ぶことができなくなります。30代で何を言ってるんだと思われるかもしれませんが、今の10代からすれば30超えたらオッサンです。悲しい。

体力的な問題もありますが、単純にゲームそのものに飽きてしまう人もよく見かけます。望んでいたシリーズが復活した頃にはすっかり情熱を失っていたなんてことも・・・。

前述の2つに関しては見る時間を制限するとか、上達して先へ進めるようにするとか対策はありますが、老化だけはどうしようもありません。健康に気をつけるとかですかね。

 

ゲームは依存性が高いなんて言われてますが、それよりも依存性の高いものが身近にあったり、ゲームそのものが難しかったり、自分が老けたりして遊びたくても遊べないということもあります。

生活に支障が出るレベルまでやってしまうのは問題ですが、学生の頃みたいに時間を忘れて没頭してみたいですね~。