ゲームに溺れます。
今やあらゆるコンテンツでサブスクリプションサービスが登場していますが、ついにゲームにもその波がやってきました。
Xbox Game PassやPsPlus、Nintendo Switch Onlineなど、どのハードでもサブスクがあるので利用している方も多いと思います。
今回は実際に加入してみて感じたことを書いておきます。
コスパ良すぎる
サービスの種類にもよりますが、大体ゲーム1本分ぐらいの金額であらゆるゲームが遊び放題になります。フルプライスのゲームを2本遊べば元が取れてしまうので、金額的なコスパが良すぎます。
気になったゲームをとりあえずプレイしてみて、つまらなかったら他のゲームを遊ぶこともできるので、買ってみたけど損したということにならないのはいいですね。
フレンドからゲームをオススメされた時にサブスク対象だと気軽に遊ぶことができますし、対応しているタイトルも多いので、いろんなゲームを幅広くやりたい人にはオススメなサービスだと思います。
デメリットが致命的
コスパだけ見るととても良いサービスなのですが、デメリットもあります。
まず全てのゲームがサブスクの対象ではないということです。なのでサービス加入前に遊びたいタイトルが入っているかを確認してから利用開始することをオススメします。
次に一定期間が経過するとサブスクから外れてしまうタイトルがあるということです。期限切れになった後も購入して続きを遊ぶことができますので、遊びきれなかったら購入するのもアリですね。
ただこの期限があるので終わる前にクリアしないといけない、いつ期限切れになるか分からないから今の内に遊んでおきたい、と思ってしまうのが難点です。
最後にゲームのプレイスタイルによっては元を取りづらいということです。そもそもゲーム自体にそこまで時間をかけないという人や、逆に1本のゲームをがっつりやり込むタイプの人だと実際はお得ではないパターンもあります。
この辺のデメリットも了承した上でサービスを利用した方がいいと思います。
ゲームとの相性は良くない
個人的にゲームとサブスクの相性は悪いと思っています。
タイトルにもよりますが、ゲームは基本的に長時間遊ぶことを前提に設計されています。1本数時間で終わるものもありますが、オープンワールドの超大作やマルチプレイのあるゲームだと1本で50時間以上遊べることもあります。
そして多くのゲームは最後まで遊んでクリアしてもらう前提なので、序盤の数時間でゲームシステムの面白さがよく分からなかったり、スロースターターな作品だとサブスクでは途中で投げ出しやすいです。そもそもそんなゲーム設計が悪いんじゃと言われればそれまでですけどね。
アニメや映画のサブスクであれば休みの一日で一気に消化するという力業もやれなくないですが、時間がかかるゲームではそうはいかないです。
アホみたいにゲームを買っている私が言うのもなんですが、ゲームは自分の遊べるペースで1か月に1本じっくりやるぐらいがいいのではと思っています。
私の場合はサブスクの元を取らないと~とか、期限が終わる前にクリアしないと~とか、生き急ぐように遊んでしまい義務感が生じて楽しめないです。
また積みゲーが遊べなくなります。サブスクに入っているのに利用しないのは勿体ないですからね。手持ちのゲームで遊びたいものがある人にはオススメできないです。
サービス自体はとても良いものだと思います。サブスクのゲームだけで十分楽しめる人や、物凄い量のゲームを遊ぶ人にとってはお財布に優しいです。
ただ合わない人には合わないので、お得だからといって入ることはオススメできないです。積みゲーマーにとって最大の節約術は買ったゲームをちゃんと遊ぶことです(特大ブーメラン)